いて欲しい?!
悩み喰い
何、いきなり!?
って、感じですが
本のお話
この本の本編手前の短編小説に出てくる
なやみ喰い
私には、名前がない。ただ、私の存在を知 っている者は、こう呼ぶ。
「なやみ喰い」
そう、私の好物は人間の〝悩み〟。
私は、私がいつ生まれたのか、もはや覚えていないのだが、すでに数千年は経過している。 いろいろな人間たちをたくさん見てきたが、この数十年は、悩みの種類が突如として増えてきて、中身も複雑になってきているので、私の口に合わないものさえ出てきている。 困ったものだ。
とはいえ、ともかく悩みを抱えている人間がウヨウヨといるので、食べる物には事欠かない。 しかも、私に出会った人間は、なんともラッキーだと自負している。なにせ、〝悩み〟がなくなるのだから……。 その上、私は究極のサービスを用意している。悩みを喰う相手にとって、最高に好みの姿で接してやるのだ。 さあ、餌食がやってくる。
中年の男か。 まあいい、この男の心を読むとしよう……。
なんて感じで、始まるんですがね
この2冊で、5人の物語が語られるわけですが、設定は…
そりゃぁー 大きいですよぉ
・彼氏にドタキャンで一人旅行…
・両親は弁護士だけど、子ども引きこもり中…
・いきなりのリストラで家のローン残25年…
・親の病気で実家へ帰省、そして家業まで…
・息子も亡くし、病気で余命宣告…
ね?
これだけ見ても『そりゃ大変な悩みだわ!』
って思うでしょ?
そして、『きっとこの主人公達は、悩み食いのおかげで幸せになったんだわ!』
『私も食べて欲しーわー!悩み』てね
先月半ばから、本をやたら読んでる私ですが、
この2冊
感情揺れたねー 一番!
この本に出会えてよかったわー(´;ω;`)
それくらい
この短編小説を書かれた杉山明久実(すぎやまめぐみ)さまに
感謝!
アナタの今の悩み どうしたいです?
ありのままの
全寛容の世界へ ようこそ💖