仙酔島に還る、そして生れる
一泊二日の小旅行だった
昭和9年に、日本国立公園第一号に指定された小さな無人島
ここには、人類の縮図ではないかと言われる五色の岩があり、日本唯一のものである
仙酔島ーせんすいじま
名前も、知りはじめの頃は読めなかったり、頭に残らなかったりだった
仙人が酔うほど美しい島 ということから仙酔島と名付けられたそうだ
蘇りの島とも、日本国内の数あるパワースポットの一つとも言われている、そんな島だ
島までは小さな船が出ている、なんと20分に一本のペースで!
平成いろは丸 という、坂本龍馬の時代にタイムスリップしたのではないかと思うほどのカッコいい船だ
鞆の浦港をご存知の方も多いのではないだろうか
映画のロケ地に使われたり、坂本龍馬の歴史の話にも登場する
こちらも、とても氣がいい、愛すべき街だ
さて、今回の目的は2つ
仙酔島には2度来たことはあったが、宿泊したことはなかった
去年、夏だったか冬だったか、予約を入れたものの実現しなかったのだ
一つは宿泊してみたい!という思いと、仙酔島を蘇らせたと言っても過言ではない人物のセミナーがあるという
宿泊にこのセミナーがついているというではないか!
時間のある今の私としては、行かない選択はない
そんな経緯で、予約をいれたのだ
年末に引っ越した今の場所からは、電車で2時間以上かかる
早朝に出発し、鈍行の旅の始まりだ